2024-10-21
【秋の土用】
土用入りいたしました。急に寒気が入りこみ、からだがびっくりしていますね!
10/20〜11/6は秋の土用。
土用は季節の変わり目の期間。
年4回立春、立夏、立秋、立冬の前約18日間。
土用期間は
陰陽のバランスが崩れやすく、心身ともに不調になりがち。季節の変わり目になりますので、気温、湿度、天気の変化も著しく、さまざまな心身のトラブルにもつながりやすくなります。
土用期間は
ものが腐りやすく、流しなども汚れやすくなり、同様に腸内腐敗を起こしやすい時。そうなるとメンタルにも影響が出やすく、自己否定感が高まりやすくなります。
胃・脾系が弱りやすい時期
やたらと甘いものを欲したり、過食に陥りやすい時でもあります。
疲れを感じたらお砂糖の甘みよりも自然の甘みで胃を労るのがおすすめの時期になります。
冬へ向けての準備期間。
不調や疲れを感じたら
いつもよりも少しスローペースで、自己肯定感を高め、
ごはん、味噌汁、漬物中心の少食や粗食を心がけ、温活や時々プチ断食など取り入れながら過ごされるのがオススメです!
「月と暦で整う暮らし」にさらに詳しく解説させていただいております。
本をお持ちの方はお時間のある時にご一読いただけると嬉しいです。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
秋の土用下弦の月期のお食事
⭐︎メニュー
◎黒米入り玄米おむすび ごま塩 ねぎ味噌添え
◎大根、舞茸のお味噌汁
◎小豆昆布かぼちゃ
◎高野豆腐と切干大根の重ね煮
◎ひじき蓮根
◎沢庵 紫キャベツのプレゼ
土用(胃脾系)
食薬
米、玄米、米味噌など
黄色くて甘い野菜(かぼちゃ、さつまいもなど)
熱を加え甘みが出る野菜(大根、玉ねぎ、にんじんなど)
下弦の月期(腎・膀胱系)
小豆
黒色食材(黒米、ひじき、こんぶ、黒ごまなど)
豆味噌、八丁味噌
根菜類(蓮根、ごぼう、だいこん、にんじんなど)
豆類
乾物(高野豆腐、切干大根、干し椎茸など)
亜鉛を多く含む食材(海藻、乾物、発酵食品など)
秋(肺・大腸系)
食薬
玄米
白くて辛いねの野菜(玉ねぎ、だいこんなど)
蓮根
根菜類、乾物類、海藻類
などを使用。
下弦の月期
プレートも黒くしてみました🖤
小豆昆布かぼちゃ、高野豆腐と切干大根の重ね煮、ひじき蓮根
我が家の常備菜でもありますが
特に土用の時期に身体をサポートするのにオススメのお料理です。
味付けも塩、醤油、味噌の基本調味料+野菜や素材の甘みや旨みを引き出して。
炊き立て玄米と丁寧に作ったお味噌汁、マクロビティック基本食が好評でした。
それぞれのお料理の解説をいたしましたら、珍しく感心して聞いてくれていました!
岡部賢二先生のお話を伺うたびに現代社会を無事に過ごしていくための3種の神器ではと思ってしまうお料理です。
我が家は特にストイックに生活をしているわけではなく、楽しむ時には大いに楽しみ、折々気をつけながら、休める時には休めるみたいな感じに過ごしております。
主人は66歳を迎えましたが、時々危いことはありましても、今のところ持病もなく、薬も飲まずに、ピンコロを目指して過ごしております。
両親が体の基礎を丈夫に産んでくれたというのもありますが、日々のお食事でサポートできることもたくさんあるのではないかと思えます。
11月に予定しておりますお話会でもこんな感じのお料理をご用意させていただき、現代社会を無事に乗りきる方法も共有させていただけたらと思います✨
秋の土用も楽しく、美味しく、健やかに過ごしたいですね。