2025-05-25
【美しい日本の暦】小満
5月21日に小満を迎えました。
小満は「万物次第に長じて天地に満ち始める」の意。陽気もだいぶよくなり、草木はますます成長していきます。

緑が青々と美しい季節を迎えました。とはいえ、気温変動の激しさに体調が追いつかない方も多いかもしれません。
今の時期の猛暑はこたえますね。
熱中症対策には梅酢をお水や炭酸水、リンゴジュースなどで割った梅酢ドリンクなどもおすすめです。
梅酢は殺菌効果も高く食中毒の予防などにもなります!
月と暦で整う暮らしをお持ちの方は55ページを参考になさってください✨
逆に冷え込むような日には梅醤番茶で体を温めるのもおすすめです。風邪予防や胃腸の強化にもなります。
こちらは54ページに掲載させていただいております。

〈二十四節気 小満〉
◯蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ 5月21日ごろ)
蚕が桑の葉を盛んに食べ始めました。小さい体ですが、食欲旺盛。やがて繭になり、美しい絹糸が紡がれます。
◯紅花栄(べにばなさかう 5月26日ごろ)
紅花が咲き誇るころ。この花から取れる紅色は、古くから染料や口紅として重宝されてきました。
◯麦秋至(むぎのときいたる 5月31日ごろ)
麦の穂が実り、麦畑は黄金色の海になります。風に吹かれて揺らぐさまはまるで金色のさざなみ。「秋」は実りの季節を表します。
季節ごとの言葉の意味を知るとお散歩やドライブなど日々の生活もより一層豊かになりますね。
毎年皇后さまのご給桑もこの頃に行われているのではないでしょうか。
梅雨入りの時期が気になるこの頃ですが、くれぐれもご自愛の上、心豊かな日々をお過ごし下さいませ。

