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JOURNAL

日記

2025-06-24

【美しい日本の暦】夏至

6/21に夏至を迎えました。

暦上の暦の真ん中。北半球で最も太陽が高く昇り、一年で最も昼の時間が長くなる頃。梅雨の真ん中頃でもあります。

夏至は本格的な夏の始まりを意味します。

〈二十四節気 夏至〉

◯乃東枯(なつかれくさかかる・6月21日ごろ)

漢方薬として用いられる夏枯草(ウツボグサ)が枯れるころ。紫色の花が終わると枯れたように見えるのでこの名がつきました。

◯菖蒲華(あやめのはなさく・6月24日ころ)

菖蒲(あやめ)の花が鮮やかに咲きはじめます。菖蒲は「しょうぶ」とも読みますが、端午の節句に用いるしょうぶとあやめは別物です

◯半夏生(はんげしようず・7月1日ころ)

「半夏」はカラスビクシャクの異名。その半夏が咲き始めるころで、田植えを終える目安とされてきました。

ジメジメした梅雨空と盛夏のような暑い日が交互に訪れる6月。

運動や半身浴などで心地よい発汗

体の余分な水分を排出してくれる

小豆やハトムギ

旬を迎えている豆類(そら豆など)、きゅうり、とうもろこしなどを日々のお食事に取り入れるのもおすすめです。

また熱中症や胃腸の不調や食中毒対策には

天然の抗生物質とも言われる梅干し(塩だけで漬けたもの)や梅酢、梅肉エキスなど梅を使った手当などもおすすめです。

熱中症は脱塩症状から起こると言われています。梅干しや梅酢などは適度な塩分と疲労回復効果が高いクエン酸が一緒に取れるので良いですね。

夏バテ予防には

飲む点滴、美容液

甘酒もオススメです。

体調管理が難しい6月ですがくれぐれもご自愛の上お過ごしくださいませ。

二十四節気や七十二候、梅の手当は拙著「月と暦で整う暮らし」に

甘酒の作り方は「月と暦のテーブル」にも掲載させていただいております。